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私は元々カウンセラーを目指して大学で心理学を勉強したのですが、3年間の人事経験後に写真を勉強してカメラマンになりました。最初は気づかなかったのですが、カウンセリングは人物撮影の時に役立ちます。心理的なことは写真に現れるので、少し元気になった時の人の表情って霧が晴れたように素敵なのです。
カウンセリングと言っても治療ではなく、私の場合はいい表情や、本人らしさを引き出すために用います。例えて言うと、雲間から一瞬見える太陽のイメージです。私はお客さんと初めましてと出会ってすぐ写真は撮りません。多くの人は初めて出会って初めての場所でカメラに向けて自分など出せないと思います。その人がどんな太陽を持っているのか時間をかけて引出し、それぞれに合った撮影方法で撮影します。
日本人の70パーセントが「自分は写真うつりが悪い」と考えているようで、私の経験上からも写真に自信がある人はとても少ないように感じます。人それぞれ写りに関する悩みは違い、すぐに解消できるものから心理的な要因が絡んでいるもの、日常生活の習慣から来るものなど様々なこともわかりました。そうして続けているうち、写真を介して人に自信を持って帰って貰うことが嬉しくなってきました。
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